@article{oai:rchokkaido-cn.repo.nii.ac.jp:00000023, author = {檜山, 明子 and Hiyama, Akiko and 山本, 美紀 and Yamamoto, Miki and 澤井, 幹樹 and Sawai, Motoki and 休波, 茂子 and Yasunami, Shigeko}, journal = {日本赤十字北海道看護大学紀要, Journal of Japanese Red Cross Hokkaido College of Nursing}, month = {Mar}, note = {pdf, 本調査の目的は、蛍光塗料を用いた洗い残し確認と細菌学的観察による手洗い演習の教育効果を明らかにすることである。対象はA看護大学基礎看護技術論履修生111名であった。方法は、Glitter Bug™ による手洗い後の洗い残し判定、流水と石鹸による手洗いと速乾性手指消毒剤を用いた手洗い前後の細菌数の観察、さらに、課題レポートの記述の分析を行った。その結果、学生の日常生活における一日の手洗い回数は、1~5回の学生が半数以上を占めた。流水と石鹸による手洗いの減菌率に比べ、速乾性手指消毒剤を用いた手洗いの減菌率の方が有意に高かった。洗い残し判定後の手洗い練習は、半数以上の学生が1~2回と少なく、手洗い練習の回数と手洗いによる減菌率との関連はみられなかった。流水と石鹸による手洗い法において、洗い残しがない群と洗い残しがある群の比較では、減菌率との間に有意差が認められ、洗い残しがない群のほうが減菌率は高かった。手洗い演習終了後の「課題レポート」における考察の記述より、110の文脈から233の記録単位数が抽出され、11の学びの意味内容に分類された。最も多くみられた意味内容は、<手指の細菌叢の存在>が19.3%、<手洗いの必要性・重要性>が15.3%、<速乾性手指消毒剤による手洗いの効果>と<正しい手洗い方法と手洗い手技の修得>が12.1%であった。その内容から、蛍光塗料を用いた洗い残し確認と細菌学的観察による手洗い演習は、学生の手洗いに対する動機づけとなっていることが考えられる。}, pages = {11--22}, title = {[原著]蛍光塗料を用いた洗い残し確認と細菌学的観察による手洗い演習の教育効果}, volume = {8}, year = {2008}, yomi = {ヒヤマ, アキコ and ヤマモト, ミキ and サワイ, モトキ and ヤスナミ, シゲコ} }