@article{oai:rchokkaido-cn.repo.nii.ac.jp:00000030, author = {山本, 美紀 and Yamamoto, Miki and Iwamoto, Jun and 岩元, 純}, journal = {日本赤十字北海道看護大学紀要, Journal of Japanese Red Cross Hokkaido College of Nursing}, month = {Mar}, note = {pdf, 本研究の目的は、オシロメトリック式自動血圧計(以下自動血圧計)と水銀血圧計による拡張期血圧の較差が生じる原因を、自動血圧計の測定アルゴリズムから検討し、その特徴と発生のメカニズムを明らかにすることである。健康な若年被験者(n=50)の上腕にカフを巻き、このカフからのゴム管を分岐させて自動血圧計(HEM-747IC、オムロン社)と水銀血圧計に接続した。血圧測定は、自動血圧計による測定を行いつつ、熟練した2人の看護師による水銀血圧計を用いた同側同時測定を行った。また、コンピュータによるデータ収録・解析システムを用い、自動血圧計の測定項目である圧波形と振動波形(オシレーション)を同時に記録した。結果、二つの測定方法による拡張期血圧の較差は、平均4.5±5.2mmHgであったが、較差が±5mmHgを越える測定が約40%にみられた。較差の大きい測定のオシレーションを解析したところ、血圧判定の装置のアルゴリズムから、聴診法での第4点を拡張期血圧と判定し、これが較差の要因となる可能性が示唆された。したがって自動血圧計を用いた測定では、装置のアルゴリズムから拡張期血圧を高めに測定する場合があり、看護師の聴診法による再測定などの介入が必要である。}, pages = {9--16}, title = {[原著]オシロメトリック式自動血圧計における拡張期血圧の検討}, volume = {9}, year = {2009}, yomi = {ヤマモト, ミキ and Iwamoato, Jun} }