@article{oai:rchokkaido-cn.repo.nii.ac.jp:00000031, author = {村林, 宏 and Murabayashi, Hiroshi and 関川, 三男 and Sekikawa, Mitsuo and 古岡, 秀文 and Furuoka, Hidefumi and 大森, 行雄 and Oomori, Yukio}, journal = {日本赤十字北海道看護大学紀要, Journal of Japanese Red Cross Hokkaido College of Nursing}, month = {Mar}, note = {pdf, 本研究では、プリオン蛋白 (prion protein: PrP) の体内感染経路を検討するために、4種類のPrP (AB5058、B103、SAF32、8G8) 抗体を用いて正常マウスの大脳、副腎、脾臓、消化管、筋肉組織で免疫染色を行いPrPの局在を調べた。また、各抗体の至適条件を検索した。その結果、免疫染色の前処理として組織のオートクレーブ処理が不可欠であった。また、4種類のPrP抗体では、B103は中枢と末梢神経でよく反応し、SAF32は末梢神経とリンパ系でよく反応した。マウスの大脳では、PrP免疫活性が多くの神経細胞とその短い神経突起に見られた。副腎では、PrP免疫活性は髄質の多くのクロマフィン細胞と多数の神経線維に認められたが、皮質では認められなかった。脾臓では、PrP免疫活性が胚小節内の樹状細網細胞に強く認められた。消化管では、PrP免疫活性が平滑筋層内の神経細胞および神経線維に、また、粘膜上皮中のセロトニン免疫陽性細胞にも認められた。また消化管内のリンパ節では、PrP免疫活性が樹状細網細胞に強く認められた。舌筋、腹筋、心筋では、PrPの免疫活性が神経線維に認められた。これらの事実は、PrPの体内感染経路の可能性として、神経行性もしくは血行性があることを示唆するものである。}, pages = {1--7}, title = {[原著]マウスの神経、副腎、リンパ組織、消化管、および筋肉における正常プリオン蛋白の分布についての免疫組織化学的研究}, volume = {9}, year = {2009}, yomi = {ムラバヤシ, ヒロシ and セキカワ, ミツオ and フルオカ, ヒデフミ and オオモリ, ユキオ} }